2009年8月のアーカイブ

インタラクションに使えそうな?マテリアル10

最近、気になる10のマテリアル。いままでとは違う、インタラクションを思いつくかも?
1.エアロゲル

非常に低密度の固体で、さまざまな驚異的な特性を持ち、とりわけ眼をみはる断熱性を持つ。半透明な外見から「凍った煙」や「固体の煙」などの異名を持つ。90 - 99.8 %の空気で構成され、密度は1.9 - 150 mg/cm3である。触ると発泡スチロールのような感触がある。
出典:wikipedia
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2.スチールベルクロ

スチール製のベルクロ。ループとフックを除いたテープ部分の厚さは0.2mm。1平方メートルで7トンの垂直荷重に耐えるそうだ。
出典:newscientist
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3.導電糸

電気を通す導電性の糸。Lilypadを使った作品制作に欠かせない。様々な用途で使用可能で、下の写真のように使うとベルクロをスイッチのように使うこともできる。
導電性のインクで書けるペンや、接着剤、紙、ゴム等もある。(詳しくは、KOBAKANTで)

出典:http://www.fashioningtech.com/ http://www.kobakant.at/
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4.サーモクロミック

温度によって色が変化する。家具、ファブリック、インクなどいろいろある。クロミズム (chromism) は物質の光物性(色・蛍光など)が外部からの刺激によって可逆的に変化する現象をさす。クロミズムを示す物質のことをクロミック物質(あるいはクロミック材料、chromic Material)という。クロミズムには、サーモクロミズムの他に、フォトクロミズム、エレクトロクロミズムなどがある。
出典:wikipedia
参考:http://mocoloco.com/ http://www.tea-off.com/
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5.フレンドリープラスチック

65度以上になると柔らかくなるプラスチック。室温で堅くなる。ちょっとしたものを作るのに便利。
色々な色がある。型をとり複製を作るというようなこともできる。おゆまるが安価で手に入りやすい。
出展:http://www.kobakant.at/
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6.Photonic textiles

IFAでPhilipsによって発表された、フォトニックテキスタイル。生地に柔軟性のあるマルチカラーLEDが埋め込まれている。使ってみたいが手に入らない。
出展:http://www.gizmag.com/
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7.超撥水織物

sensewareのエントランスに展示されていたインスタレーションが”water logo”が印象的。ナノレベルの技術により、lotus effect(蓮の葉効果)が実現されている。
参考:http://tokyofiber.com/
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8.d30

d3o labが開発実用化した衝撃を受けると硬化する素材。
衝撃があると分子同士がお互いに結合し、硬化する。この硬化はほとんど瞬間的に発生し、衝撃が消えると素材は元の柔らかい状態に戻る。
出典:http://d3olab.com/ http://wiredvision.jp/
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9.磁性流体

流体でありながら、磁性を帯び、砂鉄のように磁石に吸い寄せられる性質を持つ。磁性流体はマグネタイトやマンガン亜鉛フェライトなどの強磁性微粒子、その表面を覆う界面活性剤、ベース液(水や油)の3つで構成される磁性コロイド溶液である。
ハンズで購入可能。
出展: wikipedia
参考:http://store.shopping.yahoo.co.jp/
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10.非ニュートン流体

変形速度によって粘度が変化するような流体。上の映像のように人が走ると沈まず、止まると沈むような粘性が変化するようなもの。

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Yusuke Okamura @ 9月 28, 2009

iScale

個人的なトライアルとして、iPhoneアプリでシンプルなものさしを作りました。
使い方はいたって簡単。起動してはかるだけです。シェイクすると、cmとinchを切替できます。
画面の中がモノとして使えるというのが、面白いのではと考えた訳ですが…
最新情報はこちらから、Twitter:@iScaleApp
ダウンロードは、こちらから。

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Yusuke Okamura @ 9月 24, 2009

Water Sculpture

 William Pye氏の2000年の作品、Charybdis。

シンプルで、不思議。
渦は、kinetic sculptureのこんなのもありました。

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Yusuke Okamura @ 9月 21, 2009

Fluid Sculpture

Casual Profanityにより、2009年のMaker Faireで発表されたFluid Dressのためのプロトタイプ。見入ってしまいます。

Fluid Sculpture from Charlie Bucket on Vimeo.

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Yusuke Okamura @ 9月 20, 2009

Radical Atoms

先日エントリーした、CraytronicsやOrganic User Interfaceに引き続き、今回は関連するMIT Tangible Media GroupのRadical Atomsについてまとめてみようと思う。
Radical Atomsとは
Radical Atomsとは、石井裕氏らによって2009年4月のCHIで発表された、ダイナミックに変化するマテリアルとのインタラクションに関するビジョンである。発表資料によると、ダイナミックに変化するマテリアルとは、構造上の制約に従い、構造や振る舞いを変化させることで、新しい機能を知らせることができるものである(Conform to structural constraints, Transform structure & behavior, and  Inform new abilities. )という。
これまでTangible Media Groupで研究されてきたTangible Bitsでは、ビットの世界はプログラム可能で柔軟だったが、アトムの世界は静的なままだった。Radical Atomsが目指すのは、ビットだけでなくアトムの世界を柔軟にプログラム可能にしようというものだ。これまでのインターフェイスは、奥に控えるコンピュータとの対話を円滑に、あるいは自然に行うことを目指していたのに対し、コンピュータの存在感はもっと希薄になり、物自体がインターフェイスでもあり、コンピューティング機能も持っている、そんなインタラクションが目指されているようだ。
speak cup
Tangible Media Groupによるspeak cupという作品は、このような形状が変わるインタラクションを簡易的に実現したもので、その制作から得られた洞察をまとめた研究資料(pdf)が公開されている。speak cupは円盤状のシリコンで外装された単機能のボイスレコーダーで、この円盤は器のように凹面に形状を変更すると録音が開始し、反対の凸面にすると再生が始まる。
凹面はお皿に似ていて、「物がたまる」という類推から、造形と機能の対応づけは行いやすい。一方で、造形を活用していくのであれば、一見して機能や使い方が分かると良いが、この事例では、まだ造形から機能を知ることは難しいと言わざるを得ない。例えば、ハサミの形をしていれば用途がすぐわかるように直接的な形の類似性があれば有効である一方、そもそも形から機能を想起しにくいもの、例えばビデオ編集機のようなものなどには、いろいろな課題がありそうであることがうかがえる。speak cupの研究資料は、以下のように締めくくられている。
「ダイナミックに変化するマテリアルとのインタラクションにおいて、より複雑なインタラクションをデザインする方法は、まだ知られていない。この方法を理解することは、今後数十年、ヒューマンコンピュータインタラクションの領域が挑戦すべき大きな課題となるだろう。(It seems that we do not yet know how to scale up complex interactions with dynamic physical materials. To understand how to do this will […]

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Yusuke Okamura @ 9月 17, 2009

『アートとテクノロジーの融合する場所』

イベントのご案内です。
アーバンコンピューティングシンポジウムシリーズの第8回目のシンポジウムです。
今回のシンポジウムでは、先日行われたSIGGRAPHとアルスエレクトロニカのレポートと、今年の開催内容の速報が行われるようです。
参加費も無料ですし、SIGGRAPHとアルスに行けなかった方はまとめてレポートが聞けるチャンスです。
下記、詳細です。

『アートとテクノロジーの融合する場所』
 第8回アーバンコンピューティングシンポジウム
 日時: 2009年9月25日(金) 17時30分~20時30分 (開場16時30分)
 会場: パナソニックセンター東京 ホール
     http://panasonic.co.jp/center/tokyo/
     住所:東京都江東区有明2丁目5番18号
     交通:りんかい線「国際展示場駅」徒歩2分
        ゆりかもめ「有明駅」徒歩3分
 主催: アーバンコンピューティングシンポジウム実行委員会
 特別協賛: パナソニックセンター東京
 対象: 一般(どなたでも参加できます)
 参加費: 無料
 要予約 → http://panasonic.co.jp/center/tokyo/event/all/
■開催概要
今回のシンポジウムでは、SIGGRAPHとアルスエレクトロニカのご紹介と今年の開催内容を速報します。
SIGGRAPHは、毎年アメリカで開催されるコンピュータグラフィックスの学会です。デジタルガジェットを紹介するブログ「安藤日記」で有名な安藤幸央が、今年のSIGGRAPHでみつけた面白いモノ・コトを速報します。
アルスエレクトロニカは、毎年オーストリアのリンツ市で開催されるテクノロジーとアートを結びつけるフェスティバルです。東京都現代美術館学芸員の森山朋絵が、今年のアルスエレクトロニカの魅力を速報します。
パネルディスカッションでは、アルスエレクトロニカで入賞経験のある産業技術総合研究所の江渡浩一郎、慶應義塾大学の小川克彦をゲストに、アートとテクノロジーが融合する場所について語り合います。
アーバンコンピューティングフォーラムでは、IT、都市、建築、アート、デザイン等の領域で横断的に活動しているひとびとを結びつけ、新しいアプローチによる知の結集を目指しています。パナソニックセンター東京を会場として、アーバンコンピューティングシンポジウムを連続開催しています。
■プログラム
・「SIGGRAPH 2009 レポート」
        安藤幸央(エクサ),ゲスト調整中
・「アルスエレクトロニカ2009 レポート」
        森山朋絵(東京都現代美術館),ゲスト調整中
・パネルディスカッション:「アートとテクノロジーの融合する場所」
        安藤幸央(エクサ)
        森山朋絵(東京都現代美術館)
        江渡浩一郎(産業技術総合研究所)
        小川克彦(慶應義塾大学)
司会:木原民雄(NTT)
(内容、講演者は変更することがあります)
■連絡先
アーバンコンピューティングフォーラム http://www.urbancomputing.org/

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iwata @ 9月 9, 2009

Make: Tokyo Meeting 04

Make:Japanより。開催日時と場所が決定したそうです!

開催日:2009年11月22日(日)、23日(祝)
会場:東京工業大学 大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山2-12-1)
入場:無料
交通:東急大井町線・目黒線「大岡山駅」徒歩1分
主催:株式会社オライリー・ジャパン
共催:東京工業大学、多摩美術大学 情報デザイン学科

今度は八王子じゃないんですね… ちょっと、田舎が好きだったのですが…

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Yusuke Okamura @ 9月 7, 2009

Hands On Prototyping Prototypes

IAMAS 小林さんの展示がAXISで行われます。
10日、11日は会場内でワークショップも行われるようです。これは楽しみ!
http://www.iamas.ac.jp/project/ui/handson/
日時:9月10日(木)~13日(日)11:00 ~19:00
場所:アクシスギャラリー(東京都港区六本木5-17-1)
主催:IAMAS(情報科学芸術大学院大学/岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)
協賛:株式会社 東芝、丸紅情報システムズ株式会社

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Yusuke Okamura @ 9月 7, 2009

カタチの変化

コンピュータがどんどん小さくなって来ているのは周知のとおりだ。今後は砂のように小さなコンピュータやロボットを作ることが可能になり、この非常に小さな粒子を大量に制御することで、「粘土のようにカタチが変化するモノ」を作ることが可能になると考えられている。
Craytronics
このようなナノスケールの大量の粒子により形状が変化するモノは、プログラマブル・マター(Programmable matter)、あるいはクレイトロニクス(Craytronics)という名前で知られている。「プログラマブル・マター」という言葉は90年代前半、セル・オートマトンのような自己複製装置の意味で使われていたそうだが、90年代後半、半導体技術の進化により物理的な特性をプログラムできる可能性が見え始め、現在使われているような意味=「物理的特性をプログラム可能な大量のもの(any bulk substance which can be programmed to change its physical properties)」へと移り変わったという。2002年にはプログラマブル・マターを実現させるためのソフトウェアとハードウェアの調査プロジェクト、クレイトロニクスプロジェクトがカーネギーメロン大学で始まっている。
プログラマブル・マターやクレイトロニクスの具体的なイメージはこの映像を見て頂きたい。

カーネギーメロン大学のその他の映像

Organic User Interface
インターフェイスの領域でも、「カタチが変化するということ」をテーマとした研究が行われている。今回はこのオーガニック・ユーザインターフェイスを紹介し、次回はMIT Tangible Media groupのRadical Atomsを紹介しようと思う。
オーガニック・ユーザーインターフェイスは、以下のように定義されている。
「オーガニックユーザーインターフェイス(OUI)とは、物理的な入力によって変化する、平面ではない表示装置をもっているユーザーインターフェイスである。OUIは、いかなる形にも変化可能な、出力装置であると同時に入力装置としても使えるディスプレイによって特徴づけられる。(An organic user interface (OUI) is a user interface “with non-planar displays that actively or passively change shape via analog physical inputs.” OUIs are characterized by displays that can change or take on any shape and […]

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Yusuke Okamura @ 9月 7, 2009

Human Antenna

スイスのデザイナー、Florian Kräutliさんの作品。カーペットの上に立つ人がアンテナとなり、立つ位置で周波数をチューニングする、ラジオ。

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Yusuke Okamura @ 9月 5, 2009